MOJOWORK モージョーワーク OPERA          

PERFORMING ARTS

opera

リトゥン・オン・スキン
ジョージ・ベンジャミン

リトゥン・オン・スキン

George Benjomin: Written on Skin

21世紀最高傑作オペラと呼ばれる「リトゥン・オン・スキン」。サントリー芸術財団50周年を記念して日本初演されました。現代音楽は難しいという先入観を打ち壊す美しいメロディの作品です。本から女性の彫刻、天使の翼、森ななどの絵柄が溢れでてくるヴィジュアルはオペラの設定やテーマをデザイン化したものです。

月を盗んだ話
カール・オルフ

月を盗んだ話

Carl Orff: Der Mond

新国立劇場が地方で活動する歌劇団を招聘し、東京公演を行う企画。今回は札幌室内歌劇団によるカール・オルフの「月を盗んだ話」の日本語上演。写真とイラストの組み合わせで、ドイツの森と月に手を伸ばす主人公を描きました。一般のオペラ・ファンだけでなく、子供たちや演劇ファンにもアピールするデザインとしました。

ポッペアの戴冠
モンテヴェルディ/コンサート・オペラ

ポッペアの戴冠

Claudio Monteverdi: L'lncoronazione Di Poppea

オペラの父といわれるモンテヴェルディの傑作を世界的古楽オーケストラ「バッハ・コレギウム・ジャパン」による公演。闇の画面の中に、ローマ時代の冠のイラストと、主要キャストでありテーマでもある「AMORE」「FORTUNA」「VIRTU」の文字や台詞の原文を浮かばせました。各文字の白の濃さやボカシ具合に階調をつけ奥行き感に留意しました。

オペラ・バレエ ガラ公演
新国立劇場開場10周年記念

オペラ・バレエ ガラ公演

New National Theatre Tokyo
Opera Ballet Gala

新国立劇場開場10周年を記念するガラ・コンサート。チラシ・ポスターのヴィジュアルというよりも、よりシンボル性のあるものにするために、画面全体を一つのマークとしてデザインしました。劇場とオーセンティックさを象徴する門柱に文様のアーケイドを掛け、その中に薔薇の花を中心にバレリーナとオペラ歌手のシルエットを配置しました。

一柳慧:愛の白夜

一柳慧:愛の白夜

Toshi Ichiyanagi: AI NO BYAKUYA -visa For 6000 People

第2次世界大戦中、ナチスから逃れるユダヤ難民の人々にビザを発給し、その多くの命を救った外交官・杉原千畝の物語のオペラ化。作曲は日本現代音楽の巨匠・一柳慧氏、台本はオペラ初挑戦の作家・辻井喬氏。背景にユダヤ難民の子供たちの写真とドラマの舞台である東欧の森を重ね合わせ、その上に実際に杉原氏が使用したタイプライター、リトアニア領事館前に集まったユダヤ難民の人々の写真を配置。そして、多くの人々の命を救った日本領事館のビザのスタンプとユダヤの宗教的シンボルであるメノラーをレイアウトしました

「フォーレ/レクイエム」
ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ

ヴィヴァルディ: バヤゼット

Fabio Biondi & europa Galante
Vivaldi: Bajazet

「四季」で有名なイタリアン・バロックを代表するヴィヴァルディのオペラを古楽界のスーパースター「ファビオ・ビオンディ」が音楽監督・指揮・ヴァイオリン演奏する贅沢なもの。日本初演、古楽器による伴奏など、話題あふれる公演でした。舞台がオスマン・トルコということから、トルコの陶磁器・絨毯・書籍等々の文様をサンプリングし、デザイン化。さらにタタール皇帝(バヤゼット)の天蓋を線画化し中央に配置しました。

美しい水車小屋の娘
若杉 弘指揮 東京室内歌劇場 特別公演

美しい水車小屋の娘

Giovanni Paisiello: La Molinara

18世紀ナポリ派を代表する傑作オペラを日本のオペラ界を牽引し続ける若杉弘氏が指揮する公演。背景は南イタリアの明るい自然をイメージし、中央にシンボル化した水車を、そして下部に恋する男女を配置しました。また、神奈川県立音楽堂の開館50周年記念公演でもあり、28年ぶりのオペラ公演ということで、円柱、緞帳をあしらいオペラ・劇場・祝祭感を表現しました。

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